iPhoneアプリの開発フロー
ネイティブアプリ開発で一攫千金も夢じゃない
「iPhone」は、日本国内で多くのシェアを持つ人気の高いモバイル端末です。今も次々と新しいモデルが発表されています。iPhoneアプリの場合、開発には専用の環境を整える必要があります。また、開発から保守に至るまで費用がかかるのが特徴ですが、アプリのユーザーも多いので一攫千金を目指してチャレンジしてみる価値は十分にあります。では、実際にiPhoneアプリ開発のフローとはどのようなものでしょうか。
iPhoneアプリ開発
まず、開発の一連の流れを簡単に表すと、企画から始まり開発、テスト、公開、保守となりますが、一番重要とも言えるのが企画です。どんなアプリを開発するかという企画が立っていなければ何もできないので、最初にアプリで実現したいことを大まかに決めてから、具体的な画面のデザインやレイアウトを決めていきます。画面の操作に関しては、何かの項目などをタッチした時にどんな画面や動作になるか、順序立てて考えながらできる限り詳細な設計書を作成するようにします。細かいところは開発しながら付け加えたり修正したりできるので、ここで全ての結論を出す必要はありませんが、企画がしっかりとできていると開発がやりやすくなるでしょう。また、収益化を目的とするアプリを開発するつもりであれば、利用者のターゲットや目標値を設定することによって内容をさらに精錬することができます。
開発に必要なもの
iPhoneのアプリを開発するには、パソコンはMacを使用する必要があります。また、開発したアプリを実行させるためのiPhoneももちろん必要です。App Storeから無料でダウンロードすることができる「Xcode」というApple専用の開発環境を最初に用意しますが、これさえあれば全ての作業を行うことができます。プログミング言語はObjective-CかSwiftを使用します。
テストから公開、保守まで
アプリ開発が進むと、実際にテストを行ってアプリがどのように動くか検証する必要がありますが、その際に使用するのが「iOS Developer Program」です。このプログラムは年間11,800円の登録料がかかります。この段階で、テストと修正を繰り返しながら納得いく完成度に達するまで作業を続けることになります。アプリが完成したら次は公開です。公開するのはiTunes Connectというサイトで、 iPhoneアプリのアイコンと概要などと共にアップロードすれば、あとはAppleの審査結果を待つのみです。審査に通るとアプリが公開され、利用者からのレビューが寄せられるようになるので、修正すべき点に対応することによってアプリを保守していきます。
一連の流れをこなすには知識も技術も必要ですが、初心者でもスピードさえ求めなければ、コツコツと作業を進めなら覚えていくことができるでしょう、それがいつしか仕事として給料をもらえるほどに成長する第一歩となるかもしれません。
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