ネイティブアプリ開発案件のトレンド

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日本で1番人気のiOSの今後とは

新たなモデルが発表になるたびに大きな話題となるiPhoneやiPadのOSは「iOS」ですが、iOSの日本でのシェア率はAndroidを抜いてトップです。2007年に初めてiPhoneが発売されてからも人気は衰えず、その性能はどんどん進化を遂げています。インターネットの在り方は今大きく変化しようとしていて、Apple Watchのようにパソコンやモバイル端末以外のものに通信機能を持たせるIoTや、人工知能のAIなどを組み合わせた製品やサービスの開発が本格化してきています。そのため、iOSエンジニアの今後はますます仕事の幅が広がっていくことになるでしょう。
iOSのネイティブアプリ開発のトレンドとしては、従来のObjective-CからApple社が開発したSwiftにシフトしつつあります。現状ではまだまだObjective-Cの需要が大きく、Swiftの普及はこれからというところなのでエンジニアの数もまだ少ないですが、様々なスクリプト言語の良いところを取り入れてさらに機能的にされたSwiftの需要が、今後はもっと増えていくことになるでしょう。

世界で絶大な人気を誇るAndroid

OS別に見た日本国内のシェア率だけを見ると、AndroidはiOSにわずかに劣りますが、世界的に見るとAndroidは約8割という圧倒的なシェア率の高さで、他の追随を許していないという状況です。日本ではかなりの人気があるiOSが世界のシェア率では2割にも満たないという状況を見ても、いかにAndroidの人気が手堅いものかがよく理解できます。しかし、AndroidとiOSの2強の力は凄まじく、今後もこの2つのOSが世界のモバイルを牽引していくことは容易に予想することができます。さらに、インターネットはモバイル端末の世界を飛び出し、家電や工業機械など、様々な分野のものに組み込まれていく方向に既に進み出しています。そのため、モバイルは通話や検索、その他の娯楽的要素を超えて、ものを操作するためのツールとしての道が新たに加わることになります。

iOSとAndroidの求人トレンドとは

フリーランスのエンジニアは、会社員のように給料をもらうのではなく1つの案件に対する報酬をもらうことになりますが、時代の流れによってトレンドも変化していくので、その時のトレンドはもちろん、将来の可能性も考えながら仕事を選んでいく必要があります。iOSやAndroidのゲームやSNSなどのネイティブアプリ開発の需要は今でも多いですが、その他の案件もどんどん増えてきており、扱う分野がさらに広がりを見せはじめています。そんな中で押さえておきたいプログラミング言語をそれぞれ1つあげるとすれば、iOSならSwift、AndroidならJavaでしょう。もちろんその他の言語についてのスキルがあればそれだけ仕事の幅も広がるので、エンジニアとしてできることが多いに越したことはありませんが、トレンドの中心となるスキルを持っておくと強みになるでしょう。