ネイティブアプリ開発のフリーランスになるなら

フリーランスになるなら

一年以上の実務経験

フリーランスが案件を獲得するためには、クライアントからの信用を得る必要があり、その信用に結びつくのが実務経験です。フリーランスとしてネイティブアプリ開発を行っていきたいなら、最低でも一年以上の実務経験があると安心できるでしょう。会社に属して経験を積む方法が一般的といえますが、ほかの開発に携わりつつ副業としてアプリ開発の実務経験を積む方法もあります。
フリーランスは即戦力としてプロジェクトを進められることが前提なので、ネイティブアプリ開発の経験がまったくない場合はクライアントから案件を任せられる人材として認識してもらうのは難しくなります。もしも今の段階で実務経験があればフリーランスに転向するチャンスを掴みやすくなるかもしれませんが、実務経験がない場合はこれから地道に経験を積んでフリーランスへの切符を掴むのが堅実な方法かもしれません。

フレームワークや言語の知識

ネイティブアプリ開発を行うためには、最新の技術が必要になります。そのため、フレームワークや言語について精通している場合、大きな強みになるでしょう。継続的に学ぶことを厭わず流行りに柔軟に追いつくことができているなら、フリーランスとして活躍しやすい可能性があります。
ネイティブアプリ開発で必要となるプログラミング言語の例としては、SwiftやKotlinが該当します。フレームワークでは、FlutterやReact Nativeなどの知識が活かせるでしょう。ただし、フレームワークや言語の知識をつけていても、先述したように実務経験がなければフリーランスとして活躍することが困難になります。また、以下で説明するコミュニケーション能力も平行して磨くことをおすすめします。

コミュニケーション能力

技術や知識を磨くことはもちろん、コミュニケーション能力もフリーランスが身につけたいスキルの一つです。エンジニアは特にコミュニケーション能力がなくても務まるというイメージを持たれがちかもしれませんが、黙々とPCに向かうことだけが仕事ではないのです。ネイティブアプリ開発を含めて、どのプロジェクトもチームワークが必要となります。
一つのプロジェクトを成功させるために、チーム間で常にコミュニケーションを取りながら完遂を目指すことが大切です。さらに、フリーランスとなると終始自身でクライアントと打ち合わせを行い、コミュニケーションを取っていかなければなりません。なにも流暢な会話スキルや人心掌握術などが求められているのではなく、あくまで案件を円滑に遂行するためのコミュニケーション能力が求められます。